SHINAYAKAー 私がはじめる新しいステージ

SHINAYAKA – ​ 私がはじめる新しいステージ​

この度、多発性硬化症の患者さんの皆さんが、日々の生活を前向きに送るためのエッセンスを心理学的な観点から紹介する企画がスタートします。直面する様々な問題を「しなやかに」に乗り越えていく皆さんをイメージして、「SHINAYAKA」と名付けました。

SHINAYAKA – ​ 私がはじめる新しいステージ​
ステージ診断

多発性硬化症(MS)との付き合い方には、いくつかの心理ステージがあります。どのステージにいるかによって、抱えているストレスや乗り越えるべき課題が異なってきます。いくつか質問に答えて、ご自身のステージを理解してみましょう。

ステージ診断
Vol.2

あなたがどの心理ステージにいるかを知ることは、自分への理解とストレス管理に役立ちます。心理学的な6つのステージの内、先ずは病気の認知、受容、社会への再適応という3つのステージを理解しましょう。

ステージ理論を知る(前半)
Vol.2

あなたがどの心理ステージにいるかを知ることは、自分への理解とストレス管理に役立ちます。6つの心理ステージの内、医療従事者との関係継続、病気との共生と自己実現、自己実現後の理想のステージを理解しましょう。

ステージ理論を知る(後半)
Vol.3

落ち込みや不安、あるいはイライラなどの感情を和らげるのに役立ってくれるのが心理学的技法を紹介します。体の筋肉を緩めて心をリラックスさせる漸進的筋弛緩法を実践できる手順を具体的に紹介します。

緊張や落ち込みを和らげるための心理学的技法(前半)
Vol.3

落ち込みや不安、あるいはイライラなどの感情を和らげるのに役立ってくれるのが心理学的技法を紹介します。「今、この瞬間」に心を向けるマインドフルネスの実践方法、イメージを通して心身をリラックスさせる自律訓練法。

緊張や落ち込みを和らげるための心理学的技法(後半)
Vol.4

ネガティブ感情を和らげるのに役立ってくれる心理学的技法を2つ紹介します。
つらい出来事を文章にすることで自分の人生の一部として理解する筆記表現法、・気分に合った音楽に浸ってスッキリする音楽療法。

 

ネガティブ感情のコントロール(前半)
Vol.4

ネガティブ感情を和らげるのに役立ってくれる心理学的技法を2つ紹介します。
パートナーや家族と語り合うことで感情を発散させ、思考を落ち着かせる自己開示、MSを知らないことによる不安をなくす情報収集。

 

ネガティブ感情のコントロール(後半)
Vol.5

自己否定的な考え方や落ち込みを和らげるのに役立ってくれるのが心理学的技法です。今回は、落ち込みに至った考え方が正しいものだったかを書き出して整理する認知再構成法を紹介します。

周囲の人や医療従事者とのコミュニケーションのための考え方のコントロール(前半)
Vol.5

自己否定的な考え方や落ち込みを和らげるのに役立ってくれるのが心理学的技法です。自分と「自分が演じる他人」との間で手紙をやり取りすることで、他の考え方に気づくロールレタリング、自分を温かく支えてくれる周りの人の存在に気づく内観療法的思考の2つを紹介します。

周囲の人とのコミュニケーションのための 考え方のコントロール(後半)
Vol.6

周囲から正しい自分をわかってもらえないなど、コミュニケーションで悩んだりしていませんか?心理学的なコミュニケーション技法で問題解決を試してみましょう。自分も相手も大切にしたコミュニケーション「アサーション」。

周囲の人とのコミュニケーションのための行動のコントロール(前半)
Vol.6

周囲とのコミュニケーションに悩んだら、相手の気持ちを理解する「傾聴」、目線も会話する上で大切「アイコンタクト」、これをすると伝わりにくくなる「NGなノンバーバル・コミュニケーション」を学んでみませんか?

周囲の人とのコミュニケーションのための行動のコントロール(後半)
Vol.7

心強い存在である医療従事者とのコミュニケーションにズレを生まないために。わずかな確率のリスクでも患者さんにとっては深刻なものと感じられてしまう「プロスペクト理論」を学んでみましょう。

医療従事者とのコミュニケーションにおける行動経済学(前半)
Vol.7

心強い存在である医療従事者とのコミュニケーションにズレを生まないために。患者さんと医療従事者とでは治療を選ぶまでの考え方が違う「利用可能性ヒューリスティック」、これまでの苦労が無駄になることを避けようとする「サンクコストバイアス」、今の状態から変わること自体が患者にとってはストレスとなる「現状維持バイアス」を学んでみましょう。

医療従事者とのコミュニケーションにおける行動経済学(後半)
Vol.8

一歩を踏み出すときに必要なものがセルフエフィカシー、すなわち「自分ならできる」という自信です。自信を高めたり、行動を習慣化するために、仲間ができるのなら自分もできる「自助グループへの参加」、そのしり込みは本当に正しいの?「メタ認知」を紹介します。

新たなチャレンジのためのセルフエフィカシーと習慣化スキル(前半)
Vol.8

一歩を踏み出すときに必要なものがセルフエフィカシー、すなわち「自分ならできる」という自信です。自信を高めたり、行動を習慣化するために、成功の積み重ねが今の自信を作る「成功体験」、行動を習慣化させる「セルフモニタリング」を紹介します。

新たなチャレンジのためのセルフエフィカシーと習慣化スキル(後半)
Vol.9

前向きな人生を歩んでいくために有効なポジティブ心理学の知見や技法をご紹介。身体的・精神的・社会的に満たされた状態「ウェルビーイング(幸せ)の5つの要素」、自分の長所を活用し伸ばしていく「特徴的強みエクササイズ」

自己実現のためのポジティブ心理学(前半)
Vol.9

前向きな人生を歩んでいくために有効なポジティブ心理学の知見や技法をご紹介。就寝前に3つのいいことを書くだけで充実した日々を送る「TGT」、人助けは自分助けでもある「ボランティア」

自己実現のためのポジティブ心理学(後半)
Vol.10

心理ステージに関わらず全ての皆さんに向けて、家族とより良い関係を再構築するための知識をご紹介。親が過干渉してくるのは?「バウンダリー・オーバー」

家族とのより良い関係を再構築する(前半)
Vol.10

心理ステージに関わらず全ての皆さんに向けて、家族とより良い関係を再構築するための知識をご紹介。コミュニケーションが上手くいかないのはなぜ?「交差的交流」、サポートの落とし穴「ソーシャル・サポートのネガティブな効果」

家族とのより良い関係を再構築する(後半)